シンポジウム

若手企画委員会交流会・会議報告

開催日時:
2014年9月6日(土)〜7日(日)
開催場所:
総合研究大学院大学
演者1:
水野谷 航(九州大学)
演者2
原 健士朗(基礎生物学研究所)
世話人:
塚原 直樹(総研大)

2014年9月6~7日、神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村)の総合研究大学院大学にて、日本畜産学会若手企画委員会の交流会と会議を行いました。

交流会では、シンポジウムと各委員の自己紹介を行いました。シンポジウムは、お二人の畜産学分野の若手研究者を演者としてお招きしました。一人目の演者である水野谷航先生(九州大学)には、アウトリーチ活動の研究活動における有用性、若手研究者としての研究に対する姿勢および若手研究者を取り巻く状況などをご講演いただきました。ご自身の様々な経験に基づくご意見には説得力があり、若手企画委員会としての活動を行う意義や、若手研究者としての今後の研究方針を深く考えさせられました。二人目の原健士朗先生(基礎生物学研究所)には、繁殖学分野における最先端の研究成果をご紹介いただきました。教科書を塗り替えるような画期的な研究成果から、研究の醍醐味を堪能させていただきました。私のような異なる研究領域の人間にとっても大変刺激になりました。各委員の自己紹介では、新委員が研究内容と委員としての意気込み、その他の委員が研究内容のみを発表しました。扱う動物種も研究哲学も様々で、畜産学分野の多様性を感じることができました。全員に共通して、研究への尽きることがない情熱が伝わってきました。「意気込みの発表」の中には、お二人の委員(専門領域は異なる)が、偶然にも同じ某サッカー選手の発言を引用して「個としての向上の必要性」を主張していました。お二人はサッカー好きで仲良しだということがみんなにバレましたね(笑)。

交流会の後には、懇親会が催されました。世話人の塚原さん選りすぐりのお酒と手間暇かけた手料理は感動的でした。交流会の直後とあって硬軟様々な議論が行われ、大変楽しいひとときを過ごしました。隣が宿泊部屋だったので、夜遅くまで楽しむことが出来ました。

会議では、第119回大会ならびに第120回大会の若手企画が各世話人より提案されました。それぞれ、工夫を凝らしたプレゼンでとても印象的でした。某世話人におもわず「すごい!」と発言したら、「代表がプレッシャーをかけたから・・・」とのカウンターパンチが・・・世話人のみなさまの貴重な時間を奪ってごめんなさい(苦笑)。両大会の若手企画にご期待ください!!

来年度以降の各役職も決定しました。次期体制はどんな雰囲気なのか?第119回大会のサイエンスナイトあたりで発表かもしれません。次期代表は、ひょっとしたら私よりも二枚目で、若々しくて、スリムで、ちょっぴり尖った方(ジャックナイフ!?)かもしれません(笑)。

今回の大まかな企画は私(友永)が立案しましたが、開催場所、宿泊手続き、料理およびお酒のご用意などを、一手にお引き受けいただいた塚原さんが世話人として頑張っていただいたから、このように充実した会になったと確信しています。大変感謝しています。そして、ご多忙の中お集まりいただいたシンポジウム演者の方々と委員のみなさま、本当にありがとうございました。参加希望だったにもかかわらず、参加できなかった他の委員のみなさま、ごめんなさい。全員参加で日程調整できなかった私の力不足をお許し下さい。最後に、今回のように志が高い様々な研究領域の若手研究者が集まって様々なことをじっくり議論する場は、とても貴重で有意義だとおもいました。次に若手企画委員会主催で今回のような交流会・会議を行う機会があれば、そのときは委員以外の若手研究者仲間や期待の大学院生はもちろんですが、ついでに委員を卒業した人間(私も含めて)も参加させてくれると嬉しいなぁ♪

文 友永 省三(京都大学)

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