サイエンスナイト

若手研究者交流会 サイエンスナイト2022

「こんな時だからこそ、つながろう!」

日時:
2022年9月15日(木)18:00〜20:00
場所:
Zoomを使用したオンライン開催(ライブ配信)
世話人:
難波 陽介(家畜改良事業団)、相澤 修(日本大)、新居 隆浩(広島大)、牧野 良輔(愛媛大)
参加者数:
29名

今回のサイエンスナイトでは、コロナ禍で活動の自粛を余儀無くされた中で、若手畜産学研究者同士が交流を持つ場をオンライン形式で提供しました。当日は、大学や公的研究機関、民間団体に所属する学生や教員、研究員からなる29名にご参加いただきました。

参加者全員がより深く交流できることを目指して、Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用して4〜5名からなる少人数のグループディスカッションを行いました。参加者には事前に自己・研究紹介スライドの作成をお願いしてあり、当日それを用いて一人一人が数分間のプレゼンをした後に、グループのメンバー同士でディスカッションを行いました。2時間の会のうちにグループを3回シャッフルし、合計4回のディスカッションの機会を設けました。

グループ内での会話は様々で、コロナ禍の研究生活におけるストレス発散方法の紹介や、学生からの進路に関する質問、中には研究の先に見据える野望やマニアックな趣味を披露している方もおられ、各グループで集まった人により毎回異なる色の研究や趣味の話に花を咲かせているのが印象的でした。多数の方々が楽しそうに会話を楽しんでいる様子が窺え、初めてサイエンスナイトに参加する方々も緊張した面持ちながらも積極的にコミュニケーションを図られており、交流会として上手く機能したのではないかと思います。限られた時間ということもあり、皆さんまだまだ話し足りないという印象もありましたが、この会が今後の大会などでさらなる交流を深めるきっかけとなることを願っております。

一方で、反省点もありました。ツールの機能制限や円滑な進行を考慮してランダムシャッフルを行なったことで、同じ方々が同一のグループに配置されてしまうことがしばしばありました。交流をより深められたとのご意見もあった一方で、もう少し多くの方々と交流したかった旨ご意見を頂戴しました。オンラインに限らず対面でこのような交流会を実施する際には、検討すべき課題として今後の企画に活かしていきたいと思います。

最後になりましたが、ご参加いただいた皆さま、企画の円滑な推進にご配慮いただいた大会事務局の先生方、運営に携わった若手企画委員の皆さまに心よりお礼申し上げます。

文 難波陽介(家畜改良事業団)

サイエンスナイトに参加した若手研究者の皆さんと若手企画委員メンバー

サイトポリシー

当サイトは公益社団法人日本畜産学会若手企画委員会のwebサイトです。当サイトの著作権は公益社団法人日本畜産学会若手企画委員会にあります。
サイトの内容を無断で複写・複製することはできません。リンクはフリーです。