サイエンスナイト
「サイエンスナイトWANKO -私たちの仲間になりませんか？-」
- 日時：
- 2019年9月20日(火) 18:00〜20:00
- 場所：
- 岩手大学中央食堂
- 世話人：
- 牧野 良輔（愛媛大）、鈴木貴弘（北海道大）、原 健士朗（東北大）、川端 二功（弘前大）
- 協賛団体：
- 一般財団法人旗影会
第126回大会のサイエンスナイトは、「私たちの仲間になりませんか？」というタイトルで開催しました。全国的に博士進学率が低下している現在、学部や修士課程の学生は、博士課程の学生や若いポスドクが身近におらず、Ph.Dを取得するビジョンを描きにくい現状にあると感じています。一方、若手企画委員会の委員は、様々な経緯を経て博士号を取得した研究者の集まりであり、これから博士号を取得せんとする学生の良いロールモデルとなると考えました。そこで、今回は、若手企画委員と参加者による進路相談を兼ねた懇談と、若手企画委員をパネリストにしたパネルディスカッションを企画しました。
交流会の前半は、委員と参加者の懇談として、各委員1名に対して2-3名の参加者が席に着き、10分強を目安に次々と席を入れ替えながら話をしてもらいました。なるべくたくさんの人と顔見知りになって欲しいと思い、短めの時間設定にしました。深い話をするには時間が足りないのですが、その名残惜しさがまた話したくさせるようで、参加者達の間から、次の畜産学会やサイエンスナイトでの再会を願う声が聞こえてきました。
後半のパネルディスカッションでは、若手ならではの悩みをテーマに、研究発表の重要性や学会に参加して人と人が交流することの意義について討論を行いました。各人各説、色々な側面から主張を持っていることが分かりました。参加者からも質問や意見が飛び交い、想像以上の盛り上がりを得ることができ、企画した身として冥利に尽きる思いです。
本会の開催にあたり協賛して頂きました一般財団法人旗影会、場を盛り上げていただいた参加者の皆様、そして運営にご尽力頂いた若手企画委員の先生を含めた関係者の皆様に心から御礼申し上げます。今回の御縁が次回以降に続くよう願っております。
文 牧野 良輔（愛媛大）
