サイエンスナイト

「サイエンスナイト in つくば」

日時:
2014年3月26日(水) 18:00〜20:30
場所:
つくば国際会議場102号室 (第IV会場)
世話人:
井尻 大地 (鹿児島大)、後藤 達彦 (茨城大) 、石田 藍子 (畜草研)

話題提供していただいた若手研究者

河口 友美 (日本ハム株式会社中央研究所)
高橋 真之 (日本農産工業株式会社)
浜崎 隆史 (アサヒグループホールディングス株式会社)
廣瀬 健右 (全国農業協同組合連合会)
力丸 宗弘 (秋田県畜産試験場)
佐々木 羊介 (宮崎大学)

平成26年3月26日の夕方、若手企画委員会主催の交流会「サイエンスナイト in つくば」を開催しました。本会は、「様々な業界・分野で活躍されている畜産学分野出身の研究者」の方々に話題提供をしてもらうこととし、企業、都道府県の研究所、大学など幅広い業界の方々に話題提供者となっていただきました。

1月31日から3月10日まで事前予約を受け付けたのですが、我々世話人の予想を超えて、50人の方に事前予約していただきました。昨年の日本畜産学会第116回大会(広島)に続いて2回目の開催とあって、本会の認知度が上がってきたことが実感されました。当日は、飛び入り参加の方も含めて総勢66名(うち学生29名)が参加し、盛会となりました。参加者も学生、ポスドク、大学教員、独法職員、県職員、企業と幅広い顔ぶれが揃いました。

筑波大学大学院の綾塚君の「乾杯!」の発声でサイエンスナイトinつくばが始まり、軽食をとりながらしばらく歓談した後、持ち時間5分で6名の若手研究者によるライトニングトークが行われました。話題提供していただいた各若手研究者の講演テーマは以下の通りです。

河口友美さんは「大学研究と企業研究の違いとは?」
高橋真之さんは「研究開発と生産現場を繋ぐために考えておきたいこと」
浜崎隆史さんは「中国で乳牛を飼育する -畜産・農業分野における取組み-」
廣瀬健右さんは「ブタゲノム情報を利用した新しい育種手法とその実用化に向けた取組み」
力丸宗弘さんは「高度不飽和脂肪酸と地鶏肉とのおいしさの関連性」
佐々木羊介さんは「繁殖疫学の手法を用いた生産情報の活用法とその研究事例」

ライトニングトークの後は、各話題提供者が待つ6つのテーブルに参加者全員が分かれて、話題提供者の研究について、机の上に広げた紙や電子端末を使いながらより詳細に紹介していただきました。各テーブルには、話題提供者1名と約10名の参加者が集まり、それぞれ自己紹介をした後、研究紹介を聞き、続けて質問・ディスカッションをし、それらを合わせて一回30分ほどの交流を行いました。テーブル上の食べ物をつまみ、飲み物を飲みながら、和やかな雰囲気で交流は進みました。集まるテーブルを変えて2回目の交流を行った後、終了時間までフリータイムとしました。フリータイムの間も全てのテーブルでディスカッションが途切れることはありませんでした。最後に、次回の宇都宮大会での若手企画の世話人からの挨拶の後、参加者全員で協力して会場を片付け、サイエンスナイトinつくばを終了しました。

文 井尻 大地(鹿児島大)

(1枚目から)学生さんによる乾杯、先ずは、ライトニングトーク、ラトニングトークの廣瀬さん

ライトニングトークの力丸さん、ライトニングトークの佐々木さん 、説明に熱が入る河口さん

浜崎さんを囲んでディスカッション、高橋さんを囲んでディスカッション 、フリータイムも止まらないディスカッション

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