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畜産学とはどのような学問か

 紀元前1万年にイヌを最初に家畜化した人類は、その後も長い年月をかけて乳、肉、卵、皮毛などの物質を利用するために様々な哺乳類や鳥類を家畜化してきた。これら人類によって野生動物から作出された動物が「家畜」と呼ばれる動物達であり、この家畜を用いて食料などの物質を生産する業種を「畜産(業)」と呼ぶ。
 つまり畜産学とは「主に食料など物質生産のために飼育する動物とその生産物に関する理論と技術に科学的基礎を与える応用科学」と言うことができる。
 こう書くと皆さんは「畜産学とは畜産農家を支える科学技術に関する領域」と思われるであろう。もちろんそれが畜産学の中心であることは今も変わりない。
 しかし畜産学の発展・深化にともない、近年はその対象が従来のウシ、ブタ、ニワトリといった農用家畜からイヌ、ネコ等の伴侶動物、動物園動物や実験動物、果ては野生動物に至る多くの動物にまで拡大している。
 つまり現代の畜産学とは、「人類の現在および将来に有用な動物全般に関する応用科学」とでも言うべき非常に大きな学問領域となっているのである。


子豚


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