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第13回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム参加報告

10月17日に開催された第13回男女共同参画学協会連絡会シンポジウムに,畜産学会の若手奨励・男女共同参画推進委員会より 2名の委員が参加しました.このシンポジウムは,連絡会に加盟している85学協会が集まり,講演会・パネル討論などを行う ことにより,今後の科学技術の発展および持続可能な社会の実現に向けて必要とされる女性研究者の活用及びそのための支援策 などについて,有効な方向性を探ることを目的としています.今年は,「国際的な視点から見た男女共同参画の推進」という テーマが企画されました.

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  第13回男女共同参画学協会連絡シンポジウム:雑感

畜産学会の若手奨励・男女共同参画委員会委員として,初めてこのシンポジウムに出席することになりました. 漠然とした責任感と興味とが半々.千葉大学へも初めておじゃましました。さて午前中のテーマは,「仕事と家庭の両立を 目指して〜私たちの壁であり続ける出産・子育ての乗り越え方を男女で考えよう」でした。はじめに、科学技術振興機構 (JST)の副理事でありダイバーシティ推進室室長の渡辺美代子さん から「母として、研究者として、未来を拓く−自分を変える、社会を変える−」のご講演がありました。企業内で女性で初めて研究職として就職し、 初めて国際学会に出席し、初めて海外出張し、初めて海外留学(ポスドク)し、といったまさに パイオニアな方でした。家事についてのスライドから「最初が肝心 習慣はつづく こだわりは必要ない 決して否定しない  褒める お互い自分の負担が大と思っている」最初が肝心とのことですので、これからの方々のご参考まで。 さて、“私たちの壁であり続ける出産・子育て”なんていう否定的なテーマになっていますが、逆に仕事も育児の壁になりえるわけです。 「人を育てるのは何より大事 仕事と子供は比べない、比べられない」だからこそ、仕事について「自分にしかできない価値を考える」。 忙しすぎると忘れがちな素敵な言葉をご講演の中からたくさんいただきました。土曜日ということもあり、聴衆に子育て真っ最中の方は 少なかったと思いますが、その方々に聞いてほしい内容でした。ご興味をもたれた方は講演内容の詳細が記されている上記のシンポジウム HPにあります報告書をご覧ください。 また、次回参加ご希望の方がいらっしゃいましたら是非お知らせ下さい。
 続くパネルディスカッションはRPD制度についてでした。RPDって何?何?と思いながら聞いていましたが、RPDとは、 研究活動を再開(Restart)する博士取得後の研究者の意味で、JSTの出産育児支援を目的とした特別研究員制度 とのことです。その他にも、「出産子育て介護支援制度」 という月額25万が支給される制度というのもあるそうです。 育児時期は親が2人いないとやりくりが困難ということもあり、夫婦同居のための転職で悩む方が多いという印象を受けました。私の職場では過去に育児期間中でも 当たり前のように単身赴任という事例もありましたが、単身赴任にしない配慮はありがたいです。
 さて、ランチタイムに日本水産学会の方とお話する機会があり、男女共同参画実態調査報告書のパンフレットと共に素敵な クリアファイルをいただきました。また、ポスター会場では、ランチョンセミナーについて日本植物生物学会の方にお話を伺うことができました。 前回は「イクボス(育児するボス)」というテーマで行ったそうです。畜産学会でも委員会主催のセミナーを年1回開催していますが、 畜産学会員に対してどういったセミナーにしていくのかはこれからの課題です。ご提案&ご協力宜しくお願いいたします〜♪
                                           (武田久美子)





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